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こんばんは。
店長の平野です。
突然ですが、
この大噴水は何処の街で見られるか知っていますか?
Jet-d'eau-Genève


スイスのジュネーブで見られます。
高さ140メートルまで吹き上げられているそうです。
すんごいですね。
ちなみに茨城県の牛久の大仏は120メートル、
べガスの噴水も50メートルで、
140メートルまでは遠く及びませんね。

だからなんやねん。
と言われそうですので、早速時計を紹介していきたいと思います。

こちら。
DSC01403

左)オメガ ジュネーブ カレンダー 60年製

右)オメガ ジュネーブ 変形ケース 70年代


年代が違うだけで
こうもデザインが違うのかと思わせられる二本です。
 
60年代の初期に作られたモデルを見ていきましょう。
DSC01406

ダイヤルがツートンになっていてカッコいいですなー。
クサビのインデックスとの相性も抜群です。

アプライドのオメガマーク、オメガの文字表記も高級感があって良いですね。
「GENEVE」の下にも珍しく「CALENDER」表記もあります。
後年になると、この「CALENDER」表記がなくなります。
なぜ無くなってしまうかと言うと、
60年代当時、カレンダー付きのモデルが他社からも続々と登場し、
そこに対する付加価値が無くなっちゃったんですよね。
つまり、初期のモノにのみ与えられた称号ということになりますね。

この時計を総評すると、
アンティークらしい手の込んだデザインで、スタンダードな印象
と、言ったところでしょうか。





お次は70年代のジュネーブを見ていきましょう。
DSC01408

…どうでしょう?
インパクトの塊みたいな時計でしょう。
文字盤なんてスリートーンですからね。
いまからタイムスリップします!みたいな文字盤ですね。
ケースの形もスゴい。
何ていう形なのか表現できません。
レトロフューチャー。宇宙的です。

この時計を総評すると、
他のメーカーにはない革新的なデザインで、
スタンダードとは程遠い印象ですね。



はい。
どうでしたか。
年代が違うと、
その方向性もだいぶ変わってきてますよね。
シーマスターとの差別化をしたかったのか。
当時はいろいろと試行錯誤していたんでしょうね。
そういう時代背景が見え隠れするところも
アンティークウォッチの魅力といえますね。


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