こんばんは!
スタッフの田辺です!

本日紹介する時計はこちら〜

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◎セイコー・プロフェッショナル・600mダイバー
1975年製 328,000円(税込)


特徴的なケースで圧倒的な存在感を放つ、
「セイコー・プロフェッショナル・600mダイバー」
久しぶりの入荷です。

世界で初めてチタニウム(チタン)をケースに採用した時計です。

この時計が開発されるきっかけとなったのは、
1968年までさかのぼります。
セイコーにプロのダイバーから一通の手紙が届きました。

「現在市販されているダイバーズウォッチでは、
国産品も輸入品も300メートル以深の深海潜水において、
高圧ヘリウム混合ガスを呼吸気体として用いる飽和潜水システムでは耐えられない」
という内容でした。
この手紙を受け、セイコーは開発プロジェクトチームを結成します。

潜水には「空気潜水」と「飽和潜水」が存在します。
水深300メートル級の深海に潜水するには上記の手紙にも記載があった、
「飽和潜水」というシステムを用います。

飽和潜水とは簡単に言えば、
水深300メートルの深海に耐えられるように体を慣らす技術のことです。
減圧タンクと呼ばれる部屋にダイバーが入り、
約10時間かけて部屋全体に圧力をかけます。
この時の室内の気圧は水深300メートルの水圧と同じです。

人体に溶け込むと害を及ぼす空気の大部分をしめる窒素に替えて、
不活性ガスであるヘリウムと呼吸に必要な酸素などの混合ガスを
呼吸気体として使用します。
混合ガスで体内が飽和状態になることから「飽和潜水」と呼ばれます。

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(写真は飽和潜水システムの一例です)

減圧ルームで体感する300メートルの水圧は、
骨が縮んだように感じ、関節が傷み、意識しないと呼吸ができないそうです‥‥
そんな過酷な環境で使用することができるダイバーズウォッチは
タフでなくてはなりません!

1968年の手紙から7年後、
世界初の技術が20件も盛り込まれた、
600メートル飽和潜水使用のダイバーズウォッチが誕生します。

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世界初のチタンケースを用いたダイバーズウォッチは視認性も高く、
安全性を配慮したケース形状などが世界中のダイバーから絶賛されたそうです。

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着用してみると格好良い!

プロのダイバーが使用していたダイバーズウォッチのため、
元々市場にはあまり出回っていません。
あと、希少な初期型です!

お探しだった方、普通のダイバーでは物足りない方にオススメです!

以上、スタッフの田辺でした〜

◎セイコー・プロフェッショナル・600mダイバー
1975年製 328,000円(税込)


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