はぐれてしまった石井が戻り、
再び3人は洞窟の奥へ
田辺「石井隊員、せまい通路の奥に時計の鉱脈があると言っていたが、
どのあたりなんだ？」
石井隊員「恐らくこの奥にあると思うのですが‥‥」
魚住隊員「あれはなんでしょうか？」
田辺「あれは地底湖だ！地底湖の近くに時計があるはずだ！
探してみよう！」
5分後‥‥
石井隊員「これはなんでしょう！」
左、◎「美品」セイコー・アドバン・ブルー 1974年製 68,000円（税込）
右、◎「未使用品」セイコー・アドバン・グリーン
1973年製 68,000円（税込）
田辺「それはセイコー・アドバンだ！」
カラフルなダイヤル、個性的な形状をしたケース、カットガラスなど、
派手な時計が多いレトロフューチャーデザインのシリーズです。
「大胆に若さを主張する、SEIKO、ADVAN」
という文言が記載されていることから、
セイコーが若者をターゲットに販売していたことが分かります。
今だに根強いファンが多く、70年代のセイコーを代表する人気シリーズです。
田辺「さすが石井隊員！先日のはぐれた分を取り返す活躍だな（笑）」
魚住隊員「ここにも時計があります！」
◎セイコー・5スポーツ・スピードタイマーグリーングラデーション
1974年製 128,000円（税込）
世界初の自動巻クロノグラフといわれているのが
「6139」クロノグラフ（諸説ありますが‥‥）
どこのメーカーが最初に自動巻クロノグラフを作るのか？
そこがとにかく重要でした。
・ゼニス・モバードグループ
・ブライトリング、ハミルトン、ビューレン、デュボワ・デプラ、
ホイヤー・レオニダスの連合グループ
・セイコー
セイコーは1社のみで世界の名だたるメーカーと対等に渡り合っていました。
6139クロノグラフはセイコーの歴史を語る上で外すことができません！
田辺「魚住隊員もやるな〜
70年代らしいグラデーションの文字盤もポイントが高い！」
田辺の心の声「活躍していないのは僕だけじゃないか！
このままでは隊長として格好がつかない‥‥
一足先に洞窟の奥を目指すとしよう」
田辺隊長は急に走りだしました！
石井隊員、魚住隊員「走ったら危ないですよ！」
次の瞬間‥‥
ドン！！
大きな物音のする方に石井隊員と魚住隊員が向かうと、
行く手を阻む壁に激突し、血だらけで床に転がっている田辺隊長の姿が‥‥
次へ続く！
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