こんばんは!
副店長の田辺です!

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第十一弾は「GS」と「KS」です。

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セイコーというブランドの確立「世界への挑戦」と銘打ってやってきましたが、
いよいよ今回が最終回となります。
最終回にふさわしいセイコーを代表する時計「GS」と「KS」です。
説明は不要かもしれませんが、GSが「グランドセイコー」、KSが「キングセイコー」です。
やはりセイコーを語る上でこの2本を外す訳にはいきません。
まずは諏訪精工舎の「グランドセイコー」から説明します。

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当時は「海外の時計=高級品」で「国産の時計=安い実用品」と言われている時代でした。
国産メーカーは海外でも通用する高級時計を製造することを目指していました。
そこで登場するのが「グランドセイコー」です。
「クラウン」と「ロードマーベル」がベースとなって「グランドセイコー」が誕生します。
クロノメーター規格をパスし、市場に出回る全製品に歩度証明が付けられました。

セイコーの腕時計の高い精度は、国内で競うものがなく、
又国外の一流製品と比べても、全く遜色はありません。
この高い技術と経験を十二分に生かしたクロノメーターとして、
世界に誇ることのできる最高級時計が「グランドセイコー」です。
国産最高級から世界最高級へ。
この時計の一つ一つにセイコーの技術陣と製作陣の誇りと信頼が、ひめられています。


この文章は歩度証明書に記載されている文章です。
諏訪精工舎が世界を意識していることが分かります。

腕時計がまだまだ高級品と言われていた時代に、「グランドセイコー」の販売価格は25,000円でした。
当時の大卒初任給は13,000円くらい、そばが35円、コーヒーが60円の時代です。
めちゃくちゃ高い!
ただ、めちゃくちゃ高額だったたにも関わらず結構売れたそうです。

「グランドセイコー」の登場をライバルである第二精工舎が黙って見ている訳がありません。
ここからは第二精工舎の「キングセイコー」になります。

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「キングセイコー」は「グランドセイコー」の登場から1年後に誕生します。

「グランドセイコー」は海外に通用する最高級品を目指したのに対し、
「キングセイコー」はリーズナブルな高級品を目指しました。
25,000円という高額な「グランドセイコー」に対し、
「キングセイコー」は15,000円という
高級品ながらリーズナブルな価格で販売していました。
「キングセイコー」のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
最高級品の「グランドセイコー」とは違った路線で勝負した訳です。

「キングセイコー」の魅力はコストパフォーマンスだけではありません。
「キングセイコー」のベースとなった「クロノス」はロービートの最高傑作に挙げられ、
グランドセイコーの最高傑作と言われるあの「44グランドセイコー」にも
「クロノス」のDNAが受け継がれています。
「キングセイコー」はその「クロノス」ベースの高精度に調整されたムーブメントを搭載しているため、
かなりの精度の良い時計でした。
「キングセイコー」も「グランドセイコー」と並び
セイコーを代表する高級時計と言われているのは伊達じゃありません!


唯一「キングセイコー」の残念なところは、ハック機能(秒針規制装置)が付いていなかったことでしょうか。

世界に対抗する目的で製造された「グランドセイコー」と、
諏訪精工舎に対抗する目的で製造された「キングセイコー」。
「GS」と「KS」は目指していた場所こそ違いますが、
お互いに意識し合い、切磋琢磨する関係だったことは間違いありません。

ということで「GS」と「KS」はここまでとなります。

次回は今までのまとめとなります。

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