こんばんは!
副店長の田辺です!

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本日は我らが「シチズン」についてです。
シチズンには興味がないなんて言わないでくださいね(笑)
意外と面白いんですから。

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今回は”日本一薄型の国産高級機種”「デラックス編」になります。

シチズンの薄型を語る上で外せないのが「デラックス」です。
このデラックスは”日本一薄型の国産高級機種”として大流行し、
単一機種としては当時の国産最多販売記録を達成した時計です!

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国産時計の”薄型”をリードしていたのは
「セイコー」ではなく「シチズン」でした。

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ムーブメントの大型化、テンプ径の大型化、ゼンマイの厚みや長さを
増加することにより高精度化を可能にしました。
ちなみに12型と呼ばれるサイズの機械を国産で初めて採用したのがデラックスで、
他にも間接中3針方式を薄型化を目的に採用したのはデラックスが国産では初です。

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赤い丸の部分を見て頂くと歯車が2つ付いています。
次に間接中3針方式のムーブを見てみます。

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見辛い‥‥のはご愛嬌で(笑)
歯車が1つしかありません。
そのため厚みが抑えられるって訳です。

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かなりケースが薄い!


せっかくシチズンの時計を紹介しているので、
シチズンの技術力がいかに優れていたかを紹介したいと思います。

・プッシュ式のオシドリピンを国産で初めて採用
(巻真を外す際にネジではないため、外しやすいポピュラーな方法)
・受石と穴石を一つにまとめた組み合わせ軸受の保油装置「プロフィクス」が
シチズンで初めて採用され、かつ日本で初めての国産化
・天真の耐震装置(パラショック)も日本で初めての国産化

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などなど。
技術的な話で分かり辛いかもしれませんが、
シチズンの技術力の高さはお分かり頂けたのではないでしょうか。

このデラックスには「3P」というシチズンの高い技術力が搭載されています。
切れないゼンマイ「フィノックス」、耐震装置「パラショック」、
保油装置「プロフィックス」の頭文字を取って3Pと呼んでいます。

ちなみにその「3P」が初めて搭載された時計がデラックスなんです。

*3人でお楽しみの3Pではありません

少し話が脱線しましたが、
とにかく「シチズン」は凄いって話ですよ(笑)

ちなみにデラックスという名前は当時の社長である山田栄一社長が
名付けたと言われています。
デラックスに対する思い入れの強さが伺えるエピソードです。


長文になってしまったため今回はこの辺にしておきます。

本日紹介したシチズン・デラックスはこちら

不定期ですがシチズンについてブログを書いて行きたいと思います。
飽きたなんて言わずにお付き合いください(笑)

次回は”国産で最も薄い自動巻”「ジェット」を紹介したいと思います。

以上、副店長の田辺でした。



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